単位を取得する

 では、実際に図書館司書資格はどうやって取得するのかをお話ししましょう。

  図書館司書資格は試験に通ればとれるというものではありません。決められた科目の決められた単位を修めてやっと資格を得ることができます。

 司法試験のような試験がない分簡単なように思うかもしれませんが、単位の中には実習も含まれており、試験を受けるよりも実践的で労力を要します。それらの単位をとるにはいくつか方法があります。

  1. 大学で図書館司書課程を選択する(単位認定大学一覧(文部科学省)
  2. 通信教育で単位を修める
  3. 働きながら夜の時間を使って単位を修める
  4. 司書補から始める

 この四つが主な方法になります。書籍でじっくり検討されたい方は、司書として読んでおきたい本に実際に私が読んだ本を紹介していますので参考にされて下さい。

1.大学で図書館司書課程を選択する。

 1は大学在学中に大学に図書館司書課程があればそこで単位を修めてしまうという一番ポピュラーな方法です。

2.通信教育で単位を修める

  2は通信教育なので家にいながら学ぶことができますが、年に何回かのスクーリングを要求される場合がほとんどです。スクーリングが行われる場所へ行くことができない場合は2の方法で単位を取得するのは難しいかもしれません。

3.働きながら夜の時間を使って単位を修める

  3は今違うお仕事をしていても働きながら図書館司書を目指すことができるという方法です。私はこの3を選択しました。他の資格も取りたい、大学に図書館司書過程がなかった、通信教育ではスクーリングに通えないという人にはお勧めです。

 私の場合、どうしても文学を学びたかったので図書館司書過程はないけれど文学部のある大学に進学し、将来は司書になりたかったので卒業して昼間働きながら夜間だけで1年で単位の全てを取得しました。

 働きながらというと大変そうに見えるかもしれませんが、夜間のクラスは同じように働きながら学ぶ仲間がたくさんいますので、共に頑張れば楽しく単位を修めることができました。資格さえとってしまえばあとは募集を待つだけなので3の方法を使えば違うお仕事をしながら司書を目指すことも不可能ではありません。

4.司書補から始める

  4は、123で必要とされる大学、短大、専門学校のいずれかを卒業という学歴を必要としない代わりに司書補として実務につき、その経験で司書資格を取得するというものですが、この司書補というお仕事は今ほとんど募集がないのが実態です。

 実際問題として4の方法で司書資格を取得するのはかなり困難だといわざるを得ません。学歴がないけれど司書になりたいという人は通信制の短大を卒業した方が司書になれる確率は高いでしょう。

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