書評の効果
皆さんは書評というものを見たことがあるでしょうか?
書評というのはその名の通り、本を評価している文章のことです。図書館司書は確かに多くの本を読み、なるべく多くの本に通じている必要がありますが、現在出版されている本全てを読むことはとうてい不可能です。
そこで、書評を利用することになります。司書は本そのものを読むと同時に、書評も読みます。誰かが読んだ本を評価している文章は本を読むよりも簡単に読むことができますし、書評家というプロの目から見た本の評価を知ることができます。
もちろん、偏った意見の方が書いている場合もありますから鵜呑みにはできませんが、それでも参考資料としてはとても優れています。
逆に、図書館司書が書評を書くこともあります。プロの書評は人気の本、もしくは人気が出そうな本に偏って書かれている場合が多いのですが、司書は人気のない本であっても利用者にとって有益だと思われる本については紹介していく必要があります。
「図書館だより」などがその紹介の一手段になります。「図書館だより」に新刊紹介として載っている紹介文も書評の一つといえるでしょう。
私が司書として書評を書いて本を紹介した時には、そうやって紹介した本の貸し出し回数だけがみるみるうちに跳ね上がることが多々ありました。
書評というものは司書にとって、情報を得るためにも発信するためにもとても便利なツールといえます。