自己紹介2(夜間大学〜就職〜現在)

夜間大学へ 

 仕事はパートでしたが、それでも昼間働きながらの司書資格取得はそれなりに大変なものでした。仕事が終わったらすぐに夕食を買って大学へ直行。授業が始まるまでの30分の間に夕食を食べてすぐ授業です。

 1年で単位を全て履修するためには一つたりとも授業を休むことはできませんでした。どんなに高熱を出してもずっても這っても授業には出席しなくてはならないのです。

 もちろん、落とした単位を翌年履修することは可能でしたが、働きながら夜間学校に通っている人たちは皆余裕がありませんから、共に授業を受けている人たちは必死でした。もちろん、私もです。

 ですが、夜間の大学というのは特殊なところで、あらゆる仕事をしている様々な年齢の人が同じ授業を受けています。大学の図書館でアルバイトをしている人、主婦、普通のサラリーマン、学校の先生、本当に様々な人たちと私は共に司書の単位を履修しました。みんな仕事もちゃんと頑張っていて、その上でどうしても司書になりたいという人たちです。

 そんな皆さんと一緒に勉強することで、私もなんとか投げ出すことなく司書の資格をとることができました。働きながら夜間学校へ通うなんて大変だと思う方が多いかもしれませんが、同じように頑張っている人たちと共に学ぶと意外と頑張れるものだと私は思いました。

採用

  周囲の皆さんがなかなか司書として就職できない中、私はたまたま近所の図書館で司書募集をしているのを見つけて運よく採用されることができました。資格をとってすぐ司書になれる人は本当に幸運なのが現状です。

 私の場合は自宅から通えたのでアルバイトのような待遇でもかまわなかったというのが採用された一つの理由ですが、アルバイトであっても司書として採用されたのはやはり幸運だったといえるでしょう。

 私が憧れた学校図書館司書ではなく公共図書館の司書でしたが、私は不特定多数の利用者を相手にする公共図書館のほうがむしろ仕事は楽しいのではないか?とさえ思っていたので、喜んで公共図書館の司書になりました。

それから10年

 それから10年。始めのうちはわからないことばかりでしたが、2年後には分館の運営を任せて頂き、最後は後進の指導をして、任用期間が切れたために退職しました。今では後輩たちが立派に私が10年勤めた公共図書館で頑張ってくれています。

  任用期間が切れて今は司書ではありませんが、今度は最初に憧れていた学校図書館になれたらいいなと思っています。

もちろん、司書としてどこかに採用されるだけでもたいへんなことなのでかなうかどうかはわかりませんが、公共図書館で学んだことを今度は学校図書館で生かしたい、そう思っています。